最も重要-シューズ

ジョギングを始めるにあたって、あらゆるグッズを買い揃える必要はありませんが、安全かつ快適に続けていくために最低限必要なものはあります。それはシューズです。

シューズは、次の3つに分けられます。

  • レーシングシューズ
  • トレーニングシューズ
  • レースとトレーニング兼用シューズ

レーシングシューズ

その名の通り、主にレースで使用するもので、スピードが最大限に出るように軽量(片足で約250g未満)で、ソール(シューズ底)が薄くなっています。その分、足(特にひざ)への負担が大きいので、初心者はこのタイプを使用するのを避けてください。

トレーニングシューズ

ソールが厚く、少し重め(300~350g程度)。スピードより足の保護を優先して作られ、着地時の衝撃吸収性や安定性に優れています。通常のトレーニング、レース前のウォーミングアップ、通勤ランなど幅広い使い方ができます。初心者はもちろん、上級ランナーも1足はそろえておきたいシューズです。体重のある人にもお勧めです。なお、初心者がレースに出る時は、このトレーニングタイプのもので十分です。

レースとトレーニング兼用シューズ

このシューズは、長めのペース走(1km4分などと一定のペースを決めて走る練習)に適しています。中・上級ランナーのフルマラソンのレース用に使用されることが多いようです。

試しばきをたくさんしよう

上記のことをふまえて、スポーツショップに行きましょう。買いに行くのはできれば夕方にします。一日活動して足のアーチも下がり、むくんで長距離を走った足の状態に近くなるからです。

店員さんに「何のためにどういうシューズを買いたいのか」を率直に話し、アドバイスを聞きましょう。また、それまでにはいていたシューズを持参して、それを見てもらい、走りや足の特徴を店員に理解してもらうのも有効です。

そして、実際にはいてみて、感覚を確かめましょう。その際に注意するポイントは次の通りです。

  • 必ず両足はいてみること
  • 実際に歩いてみること(少なくとも足踏みしてみること)
  • つま先に少し余裕があること

あとは自分の走り方(ピッチ、ストライド走法などの特徴)、クッション性の好み、など感触、好みで選んでいけばいいでしょう。

シューズの手入れ

シューズの手入れで特に重要なのは、シューズ内の湿気を取ることです。使用後のシューズは汗などで湿気を帯びているので、すぐに下駄箱にしまったり、袋に入れたりせずに、風通しのよい日陰で乾燥させることが大切です。その際、新聞紙などを中に詰めると、より水分を吸収しやすくなり、なおかつ型崩れを防ぐことができます。


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